クロミッドは不妊症治療において最初に使われる治療薬です。
もちろん投与されるのは、内分泌的な理由など問題となる症状が無い場合に限ります。
クロミッドは脳下垂体前葉に作用して、ゴナドトロピンという性腺刺激ホルモンを分泌します。
これにより排卵が促されて妊娠しやすい環境をつくります。
クロミッドを飲み始めるのは月経周期の3〜5日です。
それから5日間服用します。
クロミッドの副作用として、
・多胎妊娠 ・下腹部痛 ・発疹 ・目のかすみ ・尿の量が増加する ・精神不安 ・長期使用で子宮頚管粘液が減少し、子宮内膜が薄くなる為妊娠しづらくなる ・卵巣腫瘍のリスクが高まる ・静脈血栓症及び脳梗塞を発症するリスクがある ・悪心 ・食欲不振 ・精神の変調 ・口が乾く
上記のような副作用が見られることがあります。 もしクロミッドを服用して発疹などのアレルギー症状が出た場合には すぐに服用を止めて主治医に相談をしてください。
⇒クロミッドでの不妊治療 |