デュファストンと出血





デュファストンを服用していて出血することがあります。
着床出血、不正出血この2つが考えられます。



着床出血とは?

着床出血とは子宮に受精卵が着床した時に見られる出血のことを言います。
精子は着床する時に子宮内膜を傷つけてしまうことがあります。

この時に出るのが着床出血なのですが、
生理の時に見られる出血と違って微量でしかありません。

デュファストンは不妊治療に使われている薬でもありますので、
もし妊娠を希望している人に着床出血が見られたのであればこれは喜ばしい出血と言えるでしょう。

不正出血とは?

生理や分娩などの生理的な出血とは関係のない性器からの出血を指します。
不正出血は大きく3つに分かれます。

・「機能性出血」
器質的な疾患が性器に出ていないのに出血している状態です。

そのほとんどは卵胞刺激ホルモン、
黄体ホルモンなどの「排卵」に関係のあるホルモン分泌異常が原因です。
これにより子宮から出血が起こります。

・「器質性出血」
性器にできた器質的疾患(悪性腫瘍など)が原因で起こる出血で、閉経前後に多く見られます。

・「妊娠性出血」
早産、流産、子宮外妊娠が原因で起こる出血です。

※器質的疾患
細胞や組織が変形し形が変ってしまう病気。


デュファストンの副作用の中に子宮出血があります。
これが上記の不正出血に当たります。

また、不正出血を止める為にデュファストンが処方されることもあります。



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